日経株価が2万円を超え、6月1日から始まった大学生の就職活動も3分1が内定したという。
景気が回復したのか、してないのか、社会全体を見ると、回復しているようにはとても思えない。
これもトランプ効果なのか、安部首相に企みなのかわからない。
就労しても3年経てば3割の人が退社していく。
中退者、中途退職者が再就職を目指しても、確実な職種や技能がないと、安定した職種には就けない。
グローバル化した経済であっても、
世間や家族、個人の考え方は、相変わらず、「中途半端、挫折した者は認めない、敗者復活は厳しい等」の目がある。
これは会社社会でも同じ、まだ、過去の価値観に縛られている。
そのような呪文からひきこもりは、大きな懐疑心や不安を抱きひきこもりが継続する。
5年以上、ひきこもった人がいきなり、就労活動をしても無理である。
それ以前の生活体系が崩れ、一人での日常活動が出来ないのである。
そのような状態では就活なんて出来ないのである。
就活の前にやらなければならないのが、自立支援である。
自らのことは自分で行う。
親を含め生活することは自分で出来るようになることである。
これは、カウンセリングだけではできない。寮などに入り共同生活型でない限り無理である。
そこで、実績を積んでから、始めて、就労活動が始まっていく。
自立支援とは、生活訓練と就労訓練の2枚看板がないと意味が薄い。
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